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薪割台自作!水中乾燥でヒビ割れ最小で作成!思ってた以上の出来にビックリ

    皆さん薪割台ってどうしていますか?僕は斧には良くないと分かっていはいるんですが、なくても薪は割れるのでついつい薪割り台は使わないでいました(^^;)
    そんなある日薪割り台を使わしてもらって思ってた以上に薪が割りやすくビックリ!
    ちょうど、実家で2ヶ月ほど前に広葉樹を切り倒しその木が残っていたので薪割り台を作ることにしました。

    目次

    木材を調達とカット

    薪割り台を作成すると決め、さっそく実家に向かい木を調達してきました。

    木の種類についてはよくわかりません(^^;)木自体が臭いのでてっきり欅かと思っていましたがどうも違うみたい。
    ただ、とんでもなく固くてチェーンソーを使ってもなかなか切れなかったので薪割台にしました。
    厚みは持ち運びが楽なように15㎝ほどでカット!

    乾燥

    その後の作業はこちら。

    水に浸すこと3か月

    木を調達した翌日マイホームに帰ってきて早速乾燥を始めました。
    この薪割り台を作るのにカギとなる乾燥。作る前にかなり乾燥について調べましたが、丸太の状態のまま乾燥させると丸太の中心と外側の乾燥速度の違い、それに伴い中心と外側の収縮の速度も異なるので割れてしまうとのことです。

    特殊な乾燥技術を持っている業者では割れなくする方法はあるみたいですが個人では到底できません。そんな自分でも出来る限りの事はやりたいので中心と外側の乾燥速度をなるべく抑える方法を探した結果、水中乾燥というものを発見しました。

    水中で乾燥?と思われた方が多いかと思いますが、内容としては木を水中に沈めその後水から出して乾燥させるというものです。普通の乾燥より手間はかかりますが、ひび割れを抑える効果もあるとの事なのでチャレンジしてみました(‘ω’)ノ

    木を水に浸けて1日目
    2日目
    3日目

    たった3日で水が濁り樹液で水の表面がトロトロになりました。しかもめっちゃ臭いです( ゚Д゚)
    どれだけ水に浸けておけば良いのかわからなかったので,とりあえ水を入れ替え水がトロトロにならなくなるまで続けることにします。
    結果3日に1回水を入れ替え様子を見続けること約3ヶ月!!!やっとトロみもマシになってきてニオイも落ち着いてきたので完了とします。

    水から出して乾燥

    3日に1回水を入れ替えていましたが、多少表面に藻が付着していたので浴室で軽く洗いました。
    洗っていたら樹皮がバナナの皮をむくより簡単にはがれてきた( ゚Д゚)
    最終的に樹皮は剥がそうと思っていたのでラッキーです!(^^)!ただ何故剝がれたんだろう?(‘_’)


    洗い終わって直射日光は良くないみたいなので日陰で風通しがなるべく良いところを探し乾かし始めたら!
    今度は木自体が変色してきました( ゚Д゚)
    変色は乾いてきたら元に戻りました。
    乾燥時間については本来含水率を機械で調べるのが良いみたいですが、うちにはそのような物もないので日々目視で行っていきました。

    乾燥経過の画像を撮っていなくて載せれなかったんですが
    大体乾燥開始から2、3日で表面が乾きはじめそこから徐々に変色がもとに元に戻っていきました。変色が完全に元の戻るまで大体1.5~2週間ほどとなります。
    そしてさらに乾燥を進めると少しづつ木にヒビが出始めてきます。このヒビが入らないようにしたかったんですけど、どれだけ調べても丸太のままでは中心と外側の乾燥による収縮率が違うのでどうしても避けらないとの事(^^;)
    そのひび割れを観察していきさらに2週間が経過して「ここ2,3日ひび割れがとまったなぁ」と感じたので試しに1つを直射日光も当る所へ移動して全く変化が無かったので乾燥完了としました。

    成形と塗装

    乾燥が完了したのでここから一気に完成させていきます。
    まずは丸太を水平にする為にノコギリで形を整えます。

    サンダーで全体を軽く削ります。
    この工程はすぐに最初使い始めくらいは見た目を良くしたいので削っただけです(‘ω’)ノ
    気にしない方はしなくて良い工程かと思います。
    ただサンダーで削ったら回転数が早すぎるので焦げました(*_*)

    最後に塗装ですが、よく最後の仕上げにされているのがバーナーで焼くんですけど見た目は良くなり防虫効果も多少あるみたいですが、焼いた部分の耐久性が落ちてしまうので却下!
    あとはワトコオイルでのオイルフィニッシュです。自分もこれにしようかと思いましたが。防虫、防腐効果があまりないとの事なので自分が選んだのは木材用保護塗料の油性にしました。
    木工用保護塗料だったらワトコオイルより防虫防腐効果もあり、油性なので耐久性も抜群です。早速近くのホームセンターで購入してきて塗装をしました。

    塗料の色はウォルナットのただの薪割台ですがかっこよくできました。
    ヒビ割れは最初の理想はヒビなしだったのでがっかりはしました(^_^;)けどつい最近ホームセンターのアウトドアコーナーで薪割り用の広葉樹丸太が売られていましたが、ガッツリ割れているものを3000円弱で販売されていました(゜o゜)
    すぐに無くなったので買われたのかもしれません。ただ、それを見てこの程度のヒビで納まったのはやはり水中乾燥のおかげかと思いかなりの時間を使いましたが大満足の仕上がりとなりました!(^^)!
    丸太の薪割り台をネットで買う方は大きなヒビ割れを覚悟で購入した方が良いかもしれません。

    使用後結果

    キャンプで使ってみて一晩薪ストーブと焚火で結構な本数の薪を割ってみましたがひび割れの広がりはありませんでした。斧が刺さっても1mm弱の跡しか付かなかったので強度は申し分ないですね!(^^)!

    使用後の様子

    まとめ

    今回のDIYは木自体はたまたま手に入った物で購入したのは塗料とうすめ液と塗料を塗るハケのみでしたので全部で2700円ほどでした。塗料もうすめ液も5分の1も使ってないので実質数百円くらいしかかからなかったことになります(^^)v
    作製時間が4ヶ月以上ととんでもない時間がかかりましたが、合計3個出来たのでほぼ一生分の薪割り台が確保できたと思うと良かったと思います( `ー´)ノ
    もし水中乾燥で薪割り台を作るようでしたら作製時間は十分に取っておいてくださいね(‘ω’)ノ

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