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素人がツーポールロッジ型テントを帆布生地で自作してみた! 手順と注意点を解説

    帆布で自作2ポールテント

    テントって中々自分の理想の物が見つからないですよね。
    見つかっても数十万円と、とんでもなく高価なものばかり(^^;)
    そこで、今回思い切って作ってみました。
    テントDIYの手順と注意する所を解説します。

    おりゅお

    ツーポールテントをDIYした手順と注意点をご紹介!

    目次

    テントの種類を決める

    まずはどんなテントを作るかですが、テントを作ると決めた人は大体決まっているとは思います。
    ただ、もう一度ここで見直した方が良いことがあります。
    それは生地を縫う箇所の確認です。
    自分は、最初ベル型テントを作ろうと思いましたが、生地を縫う回数が多すぎると感じ
    縫う回数を少なくしようとしたらワンポールテントが縫う回数も少なくなりますが、
    中央のポールが邪魔だったり、テント端の方の高さが低くなってしまうので荷物すら置けないという、デッドゾーンが多いので少し縫う回数は多くなるけどロッジ型にすることにしました。

    ざっくりですが、縫う回数の多い順としては下記の順かと思います。
    ・ベル型テント
    ・ロッジ型テント
    ・パップテント
    ・ワンポール(四角形)
    ワンポールテントの場合八角形にする場合ロッジ型テントより縫う回数は多くなるので注意してください。
    まぁ、ここでは自分の好みもあるので、多少縫う回数も考慮してテントの種類を決めて下さい(‘ω’)ノ

    ・テントの種類を決める時には生地を縫う箇所の多さも考慮する。

    図形を書く・模型を作る

    作りたいテントが決まったら図面を書きましょう。
    図面を書くことで購入する生地がどれだけ必要か分かります。
    生地が足りなかったら作れないし、多すぎたら生地を購入してしまって余分な出費をしてしまうので十分注意して下さい。
    それと生地を縫う箇所の確認もできますのでかなり重要な作業となります。

    テントの図面

    時間があれば画用紙などで模型を作ると良いですよ!(^^)!
    正直、模型づくりは無くしても問題ないかと思います。自分は完成した時のイメージを形にして完成後のテント内のレイアウトなどを考え遊んでいました。

    テントの模型作り1
    テントの模型作り2


    今思えば、この工程が最も重要で楽しい工程だったともいます。

    ・図面は必要な生地の量を確認と、縫う工程での作業の確認が出来るので重要。

    必要なものを準備する。

    ここまで来たら必要なものが一通り見えてきたと思いますので必要なものを購入してください。
    と言っても購入する物は生地、ポール、ファスナー、ダイソーカバンテープ、アジャスターベルトです。
    他には、生地用のペン、木工用ボンド、糸はどれだけ使うか分からなかったので使い切ったら近くのダイソーで都度購入しました。
    生地は帆布11号を購入、自分が探しに探して最も安かったのが楽天ショッピングで生地商フエンツ布人が最も安かったです。

    ポールは帆布テントで結構な重量になるので32πの物を購入。
    SKIELD タープポールテント 直径32mm総長120-180cm(くるみの木目)
    購入した時は同じスペックのポールの中では最安値でしたが、現在はフィールドアのポールの方が安い状況となっています。


    ファスナーは大失敗をしました(^^;)両面ファスナーを購入しないといけないのに片面ファスナーを購入し取り付けてしまいました。( ノД`)シクシク…

    ・生地、ポール、ファスナーを購入。消耗品は都度ダイソーで購入。
    ★今後色々作っていきたいので生地を安く購入できる方法を教えてくださいm(__)m

    テント作成

    さて,ここからが大変な作業となります。
    テント作成大まかに下記の工程の順で進めればいいと思いますので順に説明していきます。

    生地へ下書きとカット

    ここでは書いた図面、生地用のペン、1m物差し、生地用のハサミを準備しましょう。
    図面を見ながら必要な生地のサイズにペンで目印を書いてカットしていきましょう。
    ここでも注意点があります。図面に書きだした寸法+縫い代を考慮してカットしてください。
    自分は書きだした寸法+縫い代を4㎝を追加してカットしました。
    意外と生地に真っすぐな線やしっかり90℃を出すのに結構な神経を使いました。これが失敗しているとテントのバランスが崩れたり、最悪生地が縫い合わせれなくなるので慎重に行ってください。

    テント側面の生地
    テント側面の生地の場所(赤色部分)
    テント前後の生地
    テント前後の生地の場所(赤色部分)
    テントの屋根の生地
    テントの屋根の生地の場所(赤色部分)

    ・縫い代を追加するのを忘れないで。
    ・線を引くのは慎重に。

    生地の縫い合わせ

    カットが終わったら続いて縫い合わせとなります。
    始める前にしようしたミシンの説明だけしておきます。
    特に特別なものではないのですが、コンピューターミシンを使用しました。生地が重なる箇所はスピードをゆっくりにして確実に針を通す必要があります。MAXスピードで縫い続けると生地の重なる所でミシンに負荷がかかり縫えない可能性があるとの事です。(全くの初心者だったので手芸屋さんに聞きに行ってきました(*^^)v)

    まずテント端の部分の折り返し処理を行います。
    自分のテントの場合屋根の端とテント下の部分すべてを2㎝を2回折り返して2回縫いました。
    一度2㎝折ってからアイロンをかけて再度2㎝折って再度アイロンをかけて形を作ってから縫うと縫いやすかったので試してみて下さい。

    生地の縫い方

    ガイロープ、ポール、ペグの接続箇所に補強も進めてください

    テント作成最終工程でガイロープ、ポールを取り付ける箇所へハトメと、ペグを取り付ける箇所の輪っかを取り付けます。その為にテント端の部分の処理を行う際に数か所補強を行ってください。

    処理をやった所は下の図の18カ所となります。そのうちの青マルの2か所はポールの接続箇所になるので自分はダイソーのカバンテープを使用しました。

    ポール以外の箇所(赤丸)の補強は余っている生地を三角にカットして縫い付けるのみとなります。

    赤丸部分の処理方法

    ポール部分(青丸)の補強はかばんテープを縫い付けるのみで、どちらもさほど難しくないですよ!(^^)!

    (補強部分の画像)


    次に、生地と生地をつなぎ合わせていきます。
    繋ぎ合わせ方はお互いの生地を2㎝づつ重ねて織り込んでから縫いました。
    生地どうしの繋ぎ合わせだとアイロンで形を作っても縫う時に形が崩れやすかったので、木工用ボンドを使い仮止めをした後ミシンで縫いました。ボンドで仮止めした後だと型崩れが無くてスムーズに作業ができたのでオススメです。

    テントの縫い方

    この工程はかなり大変でした(*_*;

    ファスナーの取り付け

    ファスナーはYKKの大き目のファスナーを取り付けました。
    前後箇所にファスナーが付くところをハサミでカットし縫い合わせたのみで特に特別な処理はしていません。
    画像を取り忘れていたので画像がないのですみません(^^;)
    このファスナーが片面からしか開けれないタイプとは取り付ける時まで気づけなかったのがこのテントつくりでの最大の失敗でした( ノД`)。

    その他処理

    ここまで来たらほぼ完成!(^^)!
    後はポール部分にハトメ18mmのハトメ、ガイロープ、ペグ用の輪っかを付けるのみとなります。

    ガイロープの輪っかはダイソーのカバンテープを使いました。

    ペグ用の輪っかはカバンテープとテープアジャスターを使って調整をできるようにしてみました。
    何となくやってみただけなので意味はありません(^^;)

    アジャスター
    カバンテープ

    完成

    とうとう完成✨
    裁縫の全くやったことのない自分でも、何とか完成までたどり着く事が出来ました。
    そしてこの完成したテントがこれになります。

    う~~ん!想像通りの出来に大満足!(^^)!

    クーラーボックス等はテントの端に寄せれるし、ポールもテントの外に設置する設計にしたんでかなり広く感じます。
    ソロキャンならテント内で大型薪ストーブのマウントスミ・オーラを設置してもかなり余裕がありました(*^^)v
    ちなみに別の日に友達とデュオキャンプをした時、幅65㎝のマットと幅100㎝の銀マットで寝床を作ってもテント内に薪スト、薪、テーブル、クーラーボックスをテント内に入れ込んでも多少狭くは感じたけど全く問題なくキャンプできました。

    白いテントにしたっかった理由はこの画像のように外に漏れた時の見た目が好きだったからなんですが、これも理想通りとなりました(*’▽’)

    大型のソロテントと大型の薪ストーブのコンビネーションだとこのように、夜はテントの中で焚火を楽しんでいる感覚になり最高でした。

    ファスナーの買い間違いは大きなミスでしたが、作ってみて大満足です(*^^)v
    これで、冬キャンプができるテントもあるし、キャンプ生活を楽しんでいきたいと思います。

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